備忘録的 本棚ブログ

読んだ本の感想や書評を備忘録的に書いていきます。本棚の様に積み上げていくつもりです。

登場人物の魅力が光る「銀河英雄伝説3 雌伏篇」

銀河英雄伝説〈3〉雌伏篇 (創元SF文庫)

 

my本棚91冊目は銀河英雄伝説3巻です。10分の3まで来ましたが、宇宙が舞台という設定や登場人物の多さもあり、ダレる感じもなく一気に読めてしまうこの作品。

「銀河英雄伝説1 黎明篇」をゲーム感覚でのめり込む様に読みました

三国志に並ぶ名作!「銀河英雄伝説2 野望篇」

 

発刊が30年以上前でアニメ化などもされている事から、今更ブログでこの本について感想や書評をすることに需要は全くないと思いますが、備忘録的に記事にしておこうと思います。

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投資を始めるならまず読んでおきたい「竹中先生、これからの『世界経済』について本音を話していいですか?」

竹中先生、これからの「世界経済」について本音を話していいですか?

 

my本棚90冊目は当ブログでもおなじみ(?)作家で元外務省主任分析官の佐藤勝さんと慶応義塾大学教授の竹中平蔵さんによう対談本です。少し前に竹中さんとホリエモンの対談本を取り上げましたが、それの第2弾と呼べるでしょうか。

 

今回の本は2015年9月に行なわれた両氏の討論がベースとなっています。日本で最も世界情勢に詳しいであろう佐藤さんによる投資論は、すでに投資をしている方だけでなく、これから投資をはじめようと思っている方にとってもおすすめの1冊です。

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自転車に興味があるなら「気がつけば100km走ってた 鶴見辰吾」を読んでみよう

気がつけば100km走ってた

 

my本棚89冊目は俳優の鶴見辰吾さんによる自転車本です。
当ブログで紹介してきた本の中では異色なものにあたると思いますが、単純にロードバイクに興味があるので読んでみました。

 

鶴見さんといえば私の中では金八先生のイメージが強いんですが(リアルタイムでは見てないですよ、念のため)、2007年には自転車活用推進研究会から二代目自転車名人に選ばれているんですね。(ちなみに初代が故・忌野清志郎さん、三代目は当ブログで何度か取り上げた勝間和代さんみたいです)

 

今回紹介する本は、そんな鶴見さんが自転車にハマったきっかけから経験したこともろもろ、おすすめのレースやコースなど、ロードバイクにまつわる事柄が網羅されています。

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天才になるための3つの能力をノート術で高めよう 「あなたを天才にするスマートノート 岡田斗司夫」

あなたを天才にするスマートノート

 

my本棚88冊目は天才になるためのノート術について書かれた本です。天才って努力でなれるものなの?とタイトルでびっくりしてしまいますが、内容としては著者独自のノートを使った思考法です。

性格が分かれば人生が分かる「人生の法則 岡田斗司夫」

「オタクの息子に悩んでます 岡田斗司夫」は究極のモテ本だと思う

 

岡田さんの本については他にも何冊か記事にしていますが、読むたびにその奇才っぷりに驚かされます。しかし今回の本を読めばなぜ著者は奇才なのか、独自の観点から物事を考察できるのかがわかります。

しかも、このノート術を使いこなせば最低でも岡田斗司夫程度にはなれると本人が書いています!これはもう読んで実践するしかないでしょう!

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生きてくことに悩んだら「中村天風と『六然訓』 合田周平」を読んでみよう

中村天風と「六然訓」 変革を実現する哲学 (PHP新書)

 

my本棚87冊目は工学博士で電気通信大学学長顧問である合田周平さんによる、中村天風氏の解説書です。

中村天風氏は思想家・実業家で、若くして病気を患ったことから世界中を放浪し、心身の修行の末病気を克服した後にその思想を広め、京セラの創業者稲盛和夫さんといった多くの著名人から師事された方です。

 

著者の合田さんも中村天風氏に師事した一人です。東日本大震災を経て、国家や個人がどう生きていくべきなのかを、天風の思想から説いています。

スピリチュアルなものとして警戒される人もいるかも知れませんが、精神的な話といってもむしろ武士道の様な「心構え」について天風氏も合田さんも説かれているので、仕事や生活の上でとてもためになる知見かと思います。

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三国志に並ぶ名作!「銀河英雄伝説2 野望篇」

銀河英雄伝説〈2〉野望篇 (創元SF文庫)

 

2017年1冊目、my本棚86冊目は田中芳樹さんのSF小説銀河英雄伝説の2巻です。
1巻から2カ月も空いてしまいましたが、まだこれでも10分の2なんですよね。先は長いな~という感じですが、いざ読みだすと先の展開が気になって一気に読み終えてしまうという、中毒性の高い作品です。

 

ほんと、なぜこの作品を高校生とか、せめて大学生の時に読んでおかなかったんだろうかと後悔する位面白いです。もっと早く読んでおけば、本や小説を読む楽しさにもっと早く気づけたのにな~と思います。30年も前の作品ですが、今読んでも古い感じは全くしないのもすごいです。

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ブロガーにとって大切なことがわかる1冊「職業、ブックライター。 上阪徹」

職業、ブックライター。 毎月1冊10万字書く私の方法

 

my本棚85冊目は本のタイトル通り、ブックライターとして活動されている上阪徹さんの本です。

俗にゴーストライターなどとも呼ばれますが、経営者やスポーツ選手などにインタビューを行ない、本に仕立てていくお仕事を著者はブックライターと名付けています。

 

副題は「毎月1冊10万字書く私の方法」です。このブログで1500字の記事を書くにも一苦労な私にとって、どうやったらそんなに書けるんだと気になり、この本を手に取りました。

読んでみると、内容が非常に実践的でなるほどなと思うことばかりでした。しかし、それよりもびっくりしたのが、著者が手掛けた本の中のひとつに私が学生時代から心の支えになっていた「プロ論。」があったこと。

 

プロ論。

プロ論。

 

 50人の著名人の仕事や思いがまとめられた本なのですが、自分がどう生きていこうか迷った時、定期的に読み返しています。一生懸命の大切さを気づかせてくれる本です。

 

…このまま違う本の紹介になってしまいそうなので話を戻しますが、上阪さんのプロ意識が随所に見られる良い本でした!

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