一人ひとりが権力を手にする時代とは 「第五の権力 Googleには見えている未来」
my本棚84冊目はGoogleの会長エリック・シュミットと、GoogleのシンクタンクGoogle Ideas創設者兼ディレクターで2013年には“世界で最も影響力がある100人”にも選ばれているジャレッド・コーエンによる共著です。
タイトルの第五の権力は、立法、司法、行政のいわゆる三権、政府を監視する報道機関の第四の権力に次ぐもので、世界中の人々がオンラインで繋がったときに手にする新しい権力のことを指しています。
そんなパワーを自分も手にしつつあるなんてびっくりしますが、確かに今更説明する必要もない位、インターネットは水や電気といったインフラと同様、欠かせない存在になっています。
今はまだ先進国でしか普及していないかもしれませんが、2025年には世界人口80億人のほとんどがオンラインで繋がると予想されています。
仮想世界と現実世界のはざまで我々はどう生きるのか、国家や政治はどう変わっていくのか、戦争やテロはなくなるのか、二人の天才が予想する未来が書かれています。刺激的な一冊です。
続きを読む人生がうまくいかないと思ったら「アルケミスト」を読んでみよう
my本棚81冊目はブラジルの人気作家、パウロ・コエーリョの大ベストセラー小説です。訳者あとがきによると、パウロは1947年にリオデジャネイロに生まれ、3年間の世界旅行の後作詞家として活動、その後作家に転身します。
著者は世界で最も多くの人に読まれている50人の作家のうちの一人とも言われるほどだそうですが、そんな著者の作品の中でも最も広く読まれているのがこのアルケミストなのだとか。
私がこの本を読もうと思ったきっかけは、以前読んだ出口さんの読書本の中でおすすめされていたからです。
アルケミストとは錬金術師のことです。夢を追う少年が錬金術師と出会い、夢をつかんでいく童話風の物語なのですが、大人が読んでも大切なことを気づかせてくれる一冊だと思います。
続きを読むやりたくてもできないという悩みは「自分の時間を取り戻そう ちきりん」を読めば解決できる
my本棚78冊目は社会派ブロガ―のちきりんさんがつい先日出版した新刊です。
この本は、2011年に出版された「自分のアタマで考えよう」(読んだのがブログやる前で記事は書いてません…)、2015年の「マーケット感覚を身につけよう」に続く、「これからの社会を生き抜くために身につけるべき能力」シリーズの第3段になります。
- 作者: ちきりん,良知高行
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2011/10/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 30人 クリック: 893回
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第3段は時間についてがメインテーマです。長時間労働や子育て、家事に追われ、本当にやりたいことがなかなかできないですよね。私も仕事と子育てで時間の大半が占められているのでゆっくりTVを見ることもできません(こうしてブログは書いていますが汗)。
しかし、その様に時間がない生活になってしまうのには生産性が影響しているようです。時間を生みだすために生産性を意識するというのが本書で語られています。
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