備忘録的 本棚ブログ

読んだ本の感想や書評を備忘録的に書いていきます。本棚の様に積み上げていくつもりです。

【116冊目】カリスマブロガーになりたいなら未来のシナリオを語れ「カリスマ論 岡田斗司夫」

カリスマ論 (ベスト新書)

 

記事更新が滞っておりすみません…前回の記事から2週間以上も経ってしまいました。一応読書してはいるんですが、記事にしにくい内容の本だったり、長編小説だったりするもので、なかなかブログを書くまでに至らなかったんです。

 

…と、前置きはその位にして、my本棚116冊目は当ブログでおなじみ岡田斗司夫さんの本です。人気記事にも著者のノート術に関する本がランクインしています。

 

今回紹介する本はタイトル通り、カリスマについて論じた本です。カリスマという言葉は皆さん聞いたことがあると思いますが、その言葉が持つ意味をどこまで理解しているでしょうか。雰囲気はなんとなくわかっても、定義とか判断まではできないですよね。

そんなカリスマについて、著者が(おそらく)ノート術を駆使して考察したことをまとめたのがこの本です。著者ならではの深くてするどい論考はさすがとしか言いようがありません。

 

著者はこの本の中でカリスマを人の人生に大きな影響を与える人間だと定義づけています。そしてカリスマと呼ばれる人間が以下の4つの属性を持っていると主張しています。

 

シナリオライター
この世界がどうなっていくかというシナリオが見えている人、そのうえで自身や他人がどうすべきかというシナリオまで見えている人

 

パフォーマー
その変化する世界の中で、自身の役割をしっかり演じる人

 

③プロデューサー
他人にシナリオを提示して、動かそうとする人

 

トリックスター
既存の権威にとらわれず、見えている未来を進む人

 

これら4つの属性にどれくらい当てはまっているかでカリスマがあるかが決まるようです。

 

ちなみに、著者は本の中でカリスマの例として堀江貴文さんや東浩紀さん、ちきりんさんといった当ブログでも取り上げている人物の名をあげています。

堀江貴文 カテゴリーの記事一覧

東浩紀 カテゴリーの記事一覧

ちきりん カテゴリーの記事一覧

確かにいずれの方も↑の4つの属性を持ち合わせているように思えます。特にちきりんさんはブログを書くことだけでカリスマと呼ばれる存在になったわけですから驚異的です。

もし、(私もあわよくば、という淡い期待くらいは持っていますが)ちきりんさんのようにブログで稼ぎたいとか有名になりたいという気持ちがあるのなら、小手先のテクニックよりも、4つの属性を意識した記事を書く心構えが必要になるのではと感じました。ひとまず私はこれからも本をたくさん読んで、自分なりの未来のシナリオを作り上げていきたいと思います。

 

 

 

カリスマ論 (ベスト新書)

カリスマ論 (ベスト新書)

 

kindle版はコチラ 

カリスマ論: ビンワード電子版

カリスマ論: ビンワード電子版