備忘録的 本棚ブログ

読んだ本の感想や書評を備忘録的に書いていきます。本棚の様に積み上げていくつもりです。

真田丸もいよいよ終盤!「城塞 司馬遼太郎」を読んでみた

城塞 (上巻) (新潮文庫)

 

my本棚65冊目は司馬遼太郎さんの「城塞」です。
以前当ブログで取り上げた、「関ヶ原」の続編にあたります。

 

前から著者の本は読んでいましたが、大河ドラマ真田丸」が面白いのでこの2つの本も読んでみました。

小説「関ヶ原」における真田家の出番は、昌幸と幸村(信繁)、信幸が豊臣側と徳川側に分かれ、昌幸と幸村が上田城にて徳川秀忠本多正信の進軍を食い止めるのがハイライトで、正直あまり話に出てきませんでしたw
(ドラマ「真田丸」でも、関ヶ原の話は一瞬で、あっという間に光成は死んでしまいましたね…w)

一方、「城塞」は幸村(信繁)が大活躍しますから、真田丸を見ている人なら「関ヶ原」より更に楽しめます!

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瞑想・マインドフルネスを仕事に役立てたいあなたに 「マインドフル・ワーク」

マインドフル・ワーク―「瞑想の脳科学」があなたの働き方を変える

 

my本棚64冊目は最近流行の(?)瞑想、マインドフルネスについて書かれた本です。
先日NHKの「ガッテン!」でも瞑想の特集があった様ですが、アメリカでの研究の成果や企業の取り組みがまとめられています。
著者はデイヴィッド・ゲレスさん、訳者は岩下慶一さんとなっています。

 

瞑想といえば、当ブログで一番人気の記事は瞑想に関する本なんですよね。

上の本は瞑想のメリットややり方について書かれていて、私もこの本を読んで瞑想に取り組んだおかげで眠りの質が高まったと感じています。
いっぽう、今回紹介する本には科学的に見た脳への影響や、多くのビジネスリーダーやスポーツマンが瞑想をしている事例が書かれています。

時代の先端を走っている人は、みな瞑想を習慣にしているようですよ!

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「使える!確率的思考 小島寛之」を読んだら驚くほど学びがありました

使える!確率的思考 (ちくま新書)

 

 

my本棚63冊目は 経済学者で数学エッセイストの小島寛之さんの本です。
確率と聞いただけで拒否反応が出てしまう数学ギライな方も中にはいると思いますが、こちらの本は確率に関する理論や考え方が、世の中でどの様に使われているかが紹介されているのでイメージがわきやすく、とっつきやすい内容になっています。

 

出版されたのは2005年と少々前ですが、考え方自体は古くはありません。むしろ、今からでも知っておいた方が間違いなく得をするのでおすすめです。

特に(私がまさにそうですが)株や投資信託、FXなど投資をかじっているけど難しいことはわからん!みたいな方は、投資の世界では当たり前に使われている理論が紹介されているので、理解を深めることができますよ。

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ひと月に300冊の本を読むには 「読書の技法 佐藤優」

読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門

 

my本棚62冊目は佐藤優さんが書いた読書に関する本です。
ここ最近は読書に関する本を読むのがマイブームになっていますが、その中でも佐藤さんの読書術は圧巻です。

以前著者の別の本を取り上げた際にも書きましたが、本屋に行くと気づけば著者の新刊が置いてあるといった印象があります。それだけアウトプットできるということは、インプットしている情報量も多いということですよね。


どうすればそれだけの情報をインプットできるのか。その方法が書いてありますが、実践できる人がどれだけいるのでしょうか(汗)

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結果を出し続ける人の共通点がわかる 「ビジネスマンのための人物力養成講座 小宮一慶」

ビジネスマンのための「人物力」養成講座 (ディスカヴァー携書)

 

my本棚61冊目は経営コンサルタント小宮一慶さんが書いた本です。
以前、著者の読書本を紹介しましたが、今回も「ビジネスマンのための~」シリーズです。

「読書力」は何となくわかっても、「人物力」とは何なのか、漠然としていてわかりにくいのではないでしょうか。
著者の定義は「長期間にわたって尊敬される人」です。

長期間とは死後もなお語り継がれるようなレベルですから、歴史に名を残す位の人、少なくとも他人の心の中に残る人が当てはまるでしょう。

 

私が歴史上の人物になれるとは全く考えていませんが、少しでもより良く生きるにはどうしたらいいのかなと思い、この本を手にとってみました。

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幸せになりたいなら「幸福の習慣」を読むべし

 

幸福の習慣

 

my本棚60冊目は幸せになるにはどうすべきか書いてある本です。
幸せになりたい!とは誰もが願っていると思いますが、どうすれば幸せになれるのか、そもそも幸せって何だろう?って人が多いのではないでしょうか。

 

今回紹介する本は、アメリカの世論調査会社ギャラップが150カ国にわたるグローバルな調査を行ない、統計的に幸福とは何かを解き明かした本です。

 

人により立場が違いますから、お金があれば幸せと感じる人もいるでしょうし、健康第一と考えている人もいるでしょう。
しかし、お金があっても幸せになれるとは限らず、複数の要素が合わさることで初めて人は幸せを実感できるのだそうです。

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ワールドカップアジア最終予選があるので「こう観ればサッカーは0-0でも面白い 福西崇史」を読んでみた

こう観ればサッカーは0-0でも面白い (PHP新書)

 

my本棚59冊目は元サッカー日本代表で今は解説者の福西さんが書いたサッカーを観るための本です。

私はスポーツ観戦はほとんどしないんですが、唯一見たくなるのはフィギュアスケートサッカー日本代表戦です。
どちらもにわかなので、スケートはジャンプの見分けなんてできませんし、サッカーも経験者ではないですからぼんやりと試合の流れを楽しんで、ゴールが決まれば喜ぶといった程度でした。

しかし、もう少し玄人っぽい見方をしたい!と思っていたので、今回紹介するこの本を手に取ってみたのです。
一流のサッカー選手であり解説者でもある福西さんの視点は、学べるところが数多くありました。

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