やりたくてもできないという悩みは「自分の時間を取り戻そう ちきりん」を読めば解決できる
my本棚78冊目は社会派ブロガ―のちきりんさんがつい先日出版した新刊です。
この本は、2011年に出版された「自分のアタマで考えよう」(読んだのがブログやる前で記事は書いてません…)、2015年の「マーケット感覚を身につけよう」に続く、「これからの社会を生き抜くために身につけるべき能力」シリーズの第3段になります。
- 作者: ちきりん,良知高行
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2011/10/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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第3段は時間についてがメインテーマです。長時間労働や子育て、家事に追われ、本当にやりたいことがなかなかできないですよね。私も仕事と子育てで時間の大半が占められているのでゆっくりTVを見ることもできません(こうしてブログは書いていますが汗)。
しかし、その様に時間がない生活になってしまうのには生産性が影響しているようです。時間を生みだすために生産性を意識するというのが本書で語られています。
続きを読む「ニュースの“なぜ?”は世界史に学べ 茂木誠」を読んだら複雑な国家間の思惑がわかってきた
my本棚77冊目は世界史の塾講師、茂木誠さんの本です。
iPadを駆使した独自の資格的授業が支持を集めているとのことで、こちらの本もまるで授業を聞いているかのように、わかりやすく世界史を解説してくれます。
最近、池上彰・佐藤優の対談3部作についての記事を書きましたが、世界史はマイブームとなっています。
茂木誠さんについては、少し前にポッドキャストの「ラジオ版 学問ノススメ」というのを聴いておりまして、その番組の中でゲストとして世界史や地政学について解説されていました。それぞれの国の立場になった視点で思惑を語ってくれますので、ニュースで聞く事象が「なぜ?」起こっているのかがわかります。
続きを読むタイムトラベルの古典的名作「夏への扉」を読んでさわやかな気分に包まれました
my本棚75冊目は超有名SF小説「夏への扉」です。
今更ながらSF小説を読みだした私ですが、とにかく何から読んだらいいかわからなかったのでおすすめを調べてみると、必ずと言っていいほどこの本が挙がっています。
著者のロバート・A・ハインライン(1907年生~1988年没)はSF界の代表とも言える作家で「SF界の長老」とも呼ばれているのだとか。この作品も1956年に発表されたものですからもはや古典と言ってもよいレベルではないでしょうか。
実際、この小説は「タイムトラベル」ものに属するわけですが、基本の舞台が1970年、未来の世界が2000年なので、もう我々はさらに未来の中を生きています。
しかし、小説自体は色あせていなく、今読んでも納得の面白さでした!
続きを読むトランプが大統領に選ばれるためにとった戦略とは 「新・リーダー論 池上彰・佐藤優」
my本棚74冊目はつい先日発売されたインテリジェンスの雄、池上・佐藤の対談本第3弾です。
(第1、2弾のレビューはこちら)
「新・戦争論 池上彰・佐藤優」を読んで歴史と国際情勢を学ぼう
今回のテーマは「リーダー」。人は誰しも自分を導いてくれるリーダーを必要としますが、辺りを見渡してもそういった人物はなかなか現れません。
世界各国のリーダーを見ると、中国の習近平やロシアのプーチン、北朝鮮の金正恩など、力を持っているけれども危険な人物が目立ちます。
そこへきてついにアメリカではトランプが大統領選に勝利しました。今回の本はまだ勝利より前の段階ですが、両氏による詳しい分析がなされています。
前の対談本2冊は世界史に重点を置いた構成となっていましたが、3冊目のこの本はイギリスのEU離脱やパナマ文書、ピケティ、オバマ広島訪問など、この1年あたりに起こった話が多くなっています。
ここ最近の時事ネタ、国際情勢を把握するのにうってつけだと思います!
続きを読むトランプが大統領に選ばれたので「日本人のための集団的自衛権入門 石破茂」を読んでみた
my本棚73冊目は防衛庁長官や防衛大臣、農林水産大臣などを歴任した自民党の政治家であり、国防のプロとも言える石破茂さんの本です。
池上彰さんと佐藤優さんの本を読んだりニュースを見聞きする中で、だんだんと国際情勢にも興味が沸いてきました。そこへ大方の予想を覆すトランプの大統領選勝利ときたものですから、ますます今後の情勢が気になってきます。
トランプは米軍の日本撤退を主張しています。莫大な費用をかけてまで、「世界の警察」として日本に軍を置いて中国といったライバル国を抑制するメリットがあるのかどうかという議論になっています。
アメリカが守ってくれると楽観的に考えられるのも限界に来ているのかもしれません。そこで、石破さんによる「集団的自衛権」の解説を読んでみることにしました。
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