備忘録的 本棚ブログ

読んだ本の感想や書評を備忘録的に書いていきます。本棚の様に積み上げていくつもりです。

頭をよくする読書法とは 「ビジネスマンのための「読書力」養成講座 小宮一慶」

ビジネスマンのための「読書力」養成講座 (ディスカヴァー携書)

 

my本棚16冊目は、経営コンサルタントであり多数の著書を出版している小宮一慶さんの本です。


この先読書をする時間が取りやすくなりそうだという事で、読書について調べようと思いこの本を読んでみたのですが、なるほどな~と思わされる点が色々とありました。

 

読書法というとまず浮かぶのは速読で、私もテキストを買って練習した事があるのですが、一ヶ月ほどで飽きてしまった苦い経験があります。
その点著者は、速読を必要な情報を素早く得るスキルだとして、むしろ通読や熟読を重視しています。

読書を通して論理的思考力を高める方法を、著者はいくつかのカテゴリーに分けて使い分けているようです。

速読の他に、
①通読その1…入門的なビジネス書を最初から最後まで読んでいく

②通読その2…線を引いたりメモをしたりしながら読んでいく

③熟読…他の本を参照しながらなど、丁寧に読む

④重読…同じ本を繰り返し読む

以上のように分かれています。私は①と④はやってきましたが、②と③はやっていませんでした。

自分より論理的思考力の高い人が、思考力の高い人向きに書いた本は読めないと思っていましたが、②や③の方法を使って読んでいき、思考力を高めていく必要があると気づかされました。

また、この本にはそれぞれのカテゴリー別に読むべき本が紹介されています。
いずれ会計や経営に関しての本も読まなければと思っていたので、非常に参考になりました。

社会人になったけど(大学生位でももちろん可)、本って読んだ方がいいのかな~位に考えてる人はぜひこの本を読んで読書力を鍛え始めましょう!