備忘録的 本棚ブログ

読んだ本の感想や書評を備忘録的に書いていきます。本棚の様に積み上げていくつもりです。

やりたくてもできないという悩みは「自分の時間を取り戻そう ちきりん」を読めば解決できる

自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方

 

my本棚78冊目は社会派ブロガ―のちきりんさんがつい先日出版した新刊です。
この本は、2011年に出版された「自分のアタマで考えよう」(読んだのがブログやる前で記事は書いてません…)、2015年の「マーケット感覚を身につけよう」に続く、「これからの社会を生き抜くために身につけるべき能力」シリーズの第3段になります。

自分のアタマで考えよう

自分のアタマで考えよう

 

 

第3段は時間についてがメインテーマです。長時間労働や子育て、家事に追われ、本当にやりたいことがなかなかできないですよね。私も仕事と子育てで時間の大半が占められているのでゆっくりTVを見ることもできません(こうしてブログは書いていますが汗)。

 

しかし、その様に時間がない生活になってしまうのには生産性が影響しているようです。時間を生みだすために生産性を意識するというのが本書で語られています。

 

時間とは、皆が平等に持っているものです。どんな人でも1日は24時間ですよね。どんなにお金を持っていても、1日を25時間にすることはできません。

ですが、時間が平等なのに人によって学力や年収に差が出てきますよね。これは同じ時間の中での過ごし方に差があるということになります。この差というものが生産性のようです。

生産性が高ければ、同じ時間でも成果は変わってきます。もしくは同じ成果を出すのにも、生産性が高い方がかける時間は短くて済むということになるのです。なので、先ほど1日を25時間にはできないと書きましたが、お金を使って何かの生産性を高めることで、今までよりも1時間のゆとりが生まれる可能性はあります。

 

今後、第4次産業革命が進むと世の中は更に便利になっていきます。それは人間が何かをするよりも生産性の高いロボットだとかAIがどんどん生まれてくるからです。それを利用する分には便利でいいですが、職を奪われる危険性もありますので、自身も生産性を意識して高める必要があるのだと著者は主張しています。よく、生産性を高めるとかえって仕事が増えるという反論がありますが、仕事がなくなるのに比べたら生産性を高めておくことにデメリットはないですよね。

 

私も子育てやブログ(読書)にもっと時間を割けるように、生産性を高めていきたいと思います。ちきりんさんの本は、どの本も本当にためになるのでぜひ手に取って見て下さい~。 

自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方

自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方

 

 kindle版も出てます! 

自分の時間を取り戻そう

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