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備忘録的 本棚ブログ

読んだ本の感想や書評を備忘録的に書いていきます。本棚の様に積み上げていくつもりです。

「第四次産業革命 西村康稔」を読めば未来がわかる

第四次産業革命 - ロボット、AIであなたの生活、仕事はこう変わる - (ワニブックスPLUS新書)

 

my本棚49冊目は、私たちの未来がどうなるのか書いてある本です。
「革命」は決して歴史の中だけの出来ごとではなく、現在進行形で起こっていると考えている人は少ないのではないでしょうか。

第四次産業革命」、「インダストリー4.0」とも言われていますが、今4度目の産業革命が起こっているようです。
10年前にはスマホなんてなかったのに、今ではスマホなしの暮らしが考えられないように、今後もすごい勢いで世の中は変化していきます。

 

産業革命で農民が減って商工業に従事する人が増えた様に、今までのバランスが崩れるのが革命です。
私たちの生活がより便利な方向へ変わることは間違いないでしょうが、仕事のあり方も変化せざるを得ません。

革命にのみ込まれる前に、こちらの本を読んで心構えをしましょう!

 

今回紹介する本は、自民党衆議院議員人工知能未来社会経済戦略本部幹事長」西村康稔さんが著者で、第四次産業革命とは一体何なのかがわかりやすく書いてあります。

 

本によると、(明確な定義はないそうですが)
・(第一次)産業革命→18~19世紀の紡績機や蒸気機関による技術革新に伴う経済・社会構造の変革

第二次産業革命→19世紀後半の電力や内燃機関の産業活用

第三次産業革命→20世紀後半以降のコンピュータとインターネットの普及

という流れがあり、今起こっている第四次産業革命は、IoT、ビックデータ、人工知能、ロボットなどの技術革新を指します。

 

各分野について簡潔に説明すると、

IoT「Internet of Things」の略で、「モノ(コト)のインターネット」と訳されます。
あらゆるものがネットワーク化されることで遠隔操作や監視が可能になり、効率化や利便性の向上が計れます。
例えば、玄関の鍵がIoT化されると、遠隔で開施錠の確認や実行が可能になります。

 

ビックデータスマホの普及などによりデータの収集、蓄積が容易になったことを表しています。
大量のデータを分析することにより、新たな付加価値の創出が可能になってきています。
例えば、スマホに内蔵されているセンサーにより歩数や移動距離、さらに上った階段の数を計測することで、人の行動をデータとして「見える化」し、運動を促したり、ダイエットの状況確認ができるようになったりしています。

 

人工知能については近年目覚ましい進歩を遂げていて、例えば日本足のロボットが自ら学習していくことで、ブランコをこげるようになる実験を行なっているようです。

 

より詳しい内容についてはぜひ本書を読んで頂きたいのですが、問題なのはこの革命が全世界的に起こっていて、日本も取り残されないように踏ん張らなければならない所です。

 

著者は今年5月にシリコンバレーに行ったそうですが、あちこちでグーグルの自動運転車が走っていたそうです。
また、ブレスレット型の超小型ドローンがもうすぐ販売されるそうで、これは自律飛行して自撮りができるのだとか。

グーグル、アップル、アマゾンといった世界を牽引している企業は、上に挙げた技術革新を受け入れる社会があるからこそ生まれるものなのでしょう。
ひるがえって日本の企業は私が書くまでもなく、すっかり元気を失っています。それは変化を受け入れない体質が原因だと思います。

しかし、鎖国していた日本に黒船が襲来したように、今また技術革新を取り入れた外国企業が日本に進出しています。
その勢いを日本もうまく取り入れ、豊かで住みよい社会を構築していかなければならないのではないでしょうか。

 

また、受け入れる体制のあるなしに関わらず、こういった技術革新の影響で今ある(特に単純作業的な)仕事はなくなり、今はまだ存在していない、技術革新に伴う新たな仕事が生まれていくはずです。

企業や行政はその変化をうまくフォローしていかなければなりませんし、40代以下の社会人や学生も、変化することを前提に人生設計をしていく必要があります。

 

変化に対応するために、まず現象を理解する必要があるでしょう。本書で第四次産業革命が何なのかを知り、人生の戦略をたててみてください。

 

 

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