備忘録的 本棚ブログ

読んだ本の感想や書評を備忘録的に書いていきます。本棚の様に積み上げていくつもりです。

ブログのPV数が伸び悩んでいるあなたに 『売れる!「コピー力」養成講座 山口照美』

売れる! 「コピー力」養成講座 ささる文章はこう書く

 

my本棚33冊目は、今後私がブログを運営していく上で欠かせない能力になるであろう「コピー力」を鍛える本です。

読んだ本の備忘録をまとめておこうと思ってブログを始めましたが、やっぱり人からの反応も欲しいところ。
影響力のあるブログを見ると、「大事なのはタイトル」とのことで、コピーライティングの知識、能力が必要みたいです。

本業の方でも少なからず書く力がないとダメなので、一石二鳥と思いこの本を手にとりました。最低でもこの手の本は読んでおいた方がいいと思います。

 こちらの本の構成を簡単に書いてしまうと、

①ダメなコピー例
②いいコピー例
③いいコピーを作るための洗いだし
④コピーを届けたい顧客の研究
⑤いいコピーのパターン

となっています。今まで漠然とタイトルを考えていた自分にとっては、「こうやって考えるべきものなのか!」と目から鱗でした。

いくら学校で国語の勉強をしていても、こういうことって教えてくれないですよね。
まずは②や⑤のいいコピーはどこが優れているのかを知って、実際にそれを使っていくのが肝だと思います。

ネタバレになってしまいますから詳しく書けませんが、いい例としては、

「ドモホルンリンクルの会社は、恥ずかしいところも隠しません」

という再春館製薬所のCM。この文面と返品された箱の山が映ります。

本によると、このコピーはあえて本当のことを知ってもらって、顧客との信頼関係を築くという手法を使っています。
また、他社との違いを強調したり、インパクトを与えたりといった効果もバツグンの名コピーなのではないでしょうか。

 

ただ、コピーを書く上で本当に重要なのはそういったテクニックではなく、③④の様なコピーしたいものと、コピーを受け取ってもらい人(顧客)の研究だと思います。

それで、これって要するにちょっと前に書評したちきりんさんの本に書いてあることそのものなんですよね。

コピーしたいものの「価値」を知り、コピーを受け取ってもらいたい人がどういう「価値」を求めているのかを知る必要がある。

ちきりんさんは今後はあらゆることについてマーケット感覚が求められると書いていますが、本当にその通りだと思います。

ブログを書いている人もそうでない人も、理念としてちきりんさんの本を、実践として山口さんの本を読んでみてください!

 

売れる! 「コピー力」養成講座 ささる文章はこう書く

売れる! 「コピー力」養成講座 ささる文章はこう書く

 

 …タイトル付けるの苦労しましたwこれから思考錯誤していきます!