どう読んでもストイックなんですけど 「ストイックなんて無用だ 原田泳幸」
my本棚23冊目は、コンピュータのアップルの日本社長、マクドナルドの社長、ベネッセの社長を歴任した原田泳幸さんの運動に関する本です。
私は習慣的に運動する事を心掛けていて、今は週2~3回自転車に乗っています(1日約20km)。
著者は60歳を過ぎてからマラソンやトライアスロンに挑戦したのですが、私も走る事や泳ぐ事も好きなので、ぜひいずれはトライアスロンにチャレンジしたいと思っています。
そんな思いからこの本を手にとりましたが、運動だけでなく人生についても色々と語られていて、読み応えがありました!
この本は著者が運動しようと思い立った所から、どの様に練習をして、マラソンやトライアスロンに出場したかが詳細に書かれています。
驚くのが、著者の意志の強さ。走ると決めたら、365日雨が降っても何でも走ったようです。普通は雨だとか、足が痛いといって休んでしまうものですが、やると決めたら徹底的に、だそうです。
著者は運動だけでなく、英語の習得や、趣味のドラム、ゴルフも徹底的に練習したそうです。自分が敗北者になるのが怖くて休めない、との事なんですが…
どう考えてもそれがストイックって事ですから!
と、読んでいて突っ込まずには居られません。でも、そこに憧れてしまいますね。
あれこれと理由や言いわけをつけて行動できない事って多いと思うんですが、そんな時この本を読めば、無理やりにでも勇気づけられるのではないでしょうか。
やると決めたらとことんやる、そうすれば、ある意味何も考えずに済むし、きっと結果も出てくるんだと思います。
他人から見てストイックな人は、実は自分の事をストイックだなんて思っていないんでしょうね。だからそれが強みになるのでしょう。