【109冊目】どのタイプの頭痛なのかハッキリさせることが治療への近道「頭痛をスッキリ治す本 寺本純」
my本棚109冊目は頭痛診療の名医、寺本純さんによる本です。
当ブログではあまり扱わない様なジャンルですが、何を隠そう私は20歳を過ぎたあたりから慢性的な頭痛に悩まされていまして、何か対処できることはないかなと思い、こちらの本を手に取りました。
頭痛についてネットで調べてみると、頭痛には緊張型頭痛と片頭痛と群発頭痛の3種類があって、それぞれ傾向などが書いてあるんですが、イマイチ自分がどれに当てはまっているかわからなかったんですよね。
こちらの本はその3種類の中で最も人数が多い緊張型頭痛について主に書かれています。ただ、緊張型頭痛の中にもまだ分類があることを私は初めて知りました。
緊張型頭痛の中でも肩こりが原因になっている肩こりタイプ、ストレスが原因になっているストレスタイプ、そして片頭痛から緊張型頭痛に変容していっている片頭痛タイプという3つのタイプがあるようです。
私の場合、痛みが片側に出るので片頭痛かなとはじめは思ったのですが、片頭痛には女性が多いという話や閃輝暗転と呼ばれる前兆現象を感じないことから、緊張型頭痛なのかもとも思い、どのタイプなのかよくわかりませんでした。
ただ、この本をよく読んでいくと、緊張型頭痛が慢性的に毎日痛むという方が多いのに対し、片頭痛は発作的に起こる(頻度は人によりますが、私は週に一度程度)ことや、閃輝暗転が起こる人は片頭痛持ちの人の中でも20%しかいない(あとの80%の人も前兆が全くないわけではないらしく、頭痛が起こりそうな予感がする人もいると書いてあったのですが、私はまさにこれです)ということから、私は片頭痛なのだなということがわかってきました。
しかし時には痛みが片側ではなく頭全体がボンヤリ痛い時もあるので、緊張型の症状のときもあるかもしれません。ただ、いずれにせよ片頭痛の場合は市販の頭痛薬が効きにくいようなので(実際、治るときもありますが、治らない場合の方が多いです)、あまり薬に頼らずに対処していこうと思います。
ほとんど自分語りのような記事になってしまいましたが、とりあえず頭痛に悩んでいる方は自分がどのタイプの頭痛なのか把握できますから、一度読んでみることをおススメしますよ!
頭痛をスッキリ治す本 いちばん多い頭痛=緊張型頭痛のすべて (健康ライブラリー)
- 作者: 寺本純
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/09/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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