日本一ポジティブな人から人生の楽しみ方を学ぼう 「武田双雲にダマされろ」
my本棚もようやく30冊目です。2年越しに再開したこのブログ。この調子で本棚に本を並べていく様に記事を書いていきたいと思います。
さて、今回は書道家の武田双雲さんの本です。メディアなど各方面で露出が多いから前から存在は知っていましたが、先日記事にしたこの本で武田さんの人となりを始めて知りました。
人となりを一言で表すと、スーパーポジティブ。たぶん日本一ポジティブなんじゃないでしょうか。
よくある例えで、コップに半分水が入っているのを、「もう半分しかない」と思うのか、「まだ半分もある」と思うのか、というのがありますが、武田さんなら「うひょー、コップに水が入ってる!まじありがてぇ」位に思うでしょうw
とは言っても、根っからポジティブというわけではなくて、色々と考え方を工夫してその境地に至ったという風に見えます。
なので、武田さんの考え方を取り入れれば誰でもスーパーポジティブになれる可能性があるという事なんです。
この本の副題は「人生が一瞬で楽しくなる77の方法」です。
章が小分けになっていて読みやすいんですが、それだけ幸せに楽しく生きる秘訣を武田さんが編み出しているということですよね。
個人的に印象的なものを書いてみると、「口角を5ミリ上げる」というのがあります。
人は自然と気持ちが態度に出てしまうので、反対に態度を変えることで、気持ちを変えてしまおうという発想です。
確かに口角を上げているのは上機嫌な時なので、むりやりにでも上げてしまえば上機嫌になれるということなんです。
ここ数日何となく意識してみましたが、超簡単なのに超効果的です。気分が上向きのままで過ごせます。
もうひとつ印象的なのは、日々の小さな選択で大きく人生が変わるのだという主張。
仮に1日に2つの選択肢から1つを選ぶとすると、1日目は2通りの道から1つを選んだことになりますよね。2日目も2通りから1つ選ぶと、計4通りから1つことになります。
そうやって考えていくと、3日目は8通りから、4日目は16通りから、5日目は32通りから…となり、1ヶ月経つと10億通りから1つの道を選んだということになるのです。
もちろん、選択肢は2つだけではないですし、洗濯は1日に1つと決まってもいないですし、人生は1ヶ月よりもずっと長いですよね。
今までの人生は天文学的なパターンの道から選んできたものだと言うことができますし、これからの人生も天文学的なパターンから選びとることができると言えます。
口角を上げるかどうかだけでも、後々人生が大きく変わるのかも知れませんね。
ぜひこの本を読んでみて、皆に楽しい人生を過ごせるようになって頂きたいです。