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備忘録的 本棚ブログ

読んだ本の感想や書評を備忘録的に書いていきます。本棚の様に積み上げていくつもりです。

後世に語り継ぐべき名著 「学問のすすめ 現代語訳 福沢諭吉 齋藤孝」

学問のすすめ 現代語訳 (ちくま新書)

 

my本棚19冊目は、ちょっと前にも読んだ齋藤孝さんが書いた現代語訳本です。

福沢諭吉学問のすすめと言えば誰もが1度は聞いたことがあると思いますが、
読んだことがある人は慶応大学の出身だとしても少ないのではないでしょうか。

現代語訳という事で、カタカナ言葉も交えながら非常に読みやすくなっています。
生まれ変わったこの本を読んでみると、さすがの歴史的名著であることがよくわかりましたよ!

 




この本が素晴らしいのは、現代でも普遍的に通じる人としての在り方が書いてある点と、福沢諭吉が驚くほどの先見の明を持っていた点です。


特にこの本の後半部分は、今でも全く色褪せない自己啓発書として
読むことができます。

人望に関して「活発な知性の働きと正直な心により次第に獲得していくもの」と書いてあるのですが、これほど端的で的確に表現できるものかと唸りました。

また、人付き合い、交際を大事なものとして、「表情・見た目を快くして、人に嫌な感じを与えない」事の重要性も説いています。
そういった事は、世の中がいくら変わっても同じなのだと思わされました。


実はこの本は、以前紹介した森田正光さんの書評本に登場しています。

書評にも書いてあるのですが、福沢諭吉は民に人気のあった忠臣蔵の話を、敵討ちは負の連鎖をうむとしてバッサリ切り捨てています。

これは、あの時代に福沢諭吉が独自の考えを持っていたかをよく表しています。
何も恐れず、自分の正しいと思った意見を言うのはとても難しいですが、あの時代には珍しく自由な考えを持っていたのでしょう。


言葉遣いは変わっても、思想はいつまでも継いでいくべきものだと思います。
福沢諭吉齋藤孝さんに敬意を表して、この本を紹介します!

 

学問のすすめ 現代語訳 (ちくま新書)

学問のすすめ 現代語訳 (ちくま新書)

 

 

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現代語訳 学問のすすめ (ちくま新書)

現代語訳 学問のすすめ (ちくま新書)