備忘録的 本棚ブログ

読んだ本の感想や書評を備忘録的に書いていきます。本棚の様に積み上げていくつもりです。

働く女性や働き始めの男性は読んでおきたい「会社でチャンスをつかむ人が実行している本当のルール 福沢恵子 勝間和代」

会社でチャンスをつかむ人が実行している本当のルール

 

my本棚17冊目は、キャリアアップしたい、キャリアアップって?という
女性や若手の男性におススメの本です。

この本は女性二人の共著で、働く女性を支援するために書かれた本になっています。女性はまだまだ社会的弱者な部分がありますので、暗黙のルールをきちんと把握して、社会の波にのまれないようにしよう!という趣旨ですね。

また、社会に出たての若い男性も女性と同じく弱者に分類されますから、
読んでおくとよいでしょう。
ついつい勝間本を手にとってしまうカツマーな私ですが、
今回もこの本を読んで気付いた点など書いていきます。

 


今回の本には社会の暗黙のルールが15個書いてある構成なのですが、
実は私がこの本を読んで一番ハッとした部分は1個目のルール、
「組織で働く以上、出世をしなければやりがいも生まれない」というものです。


出世ときくと日本人の多くは、「そんなに出世ばかり考えるのははしたない」とか、
「出る杭は打たれる」とか思って、あまり興味のない素振りをする人が多いのではないでしょうか。


また、単純に出世とやりがい、どっちをとるかと聞かれれば、やりがいと答える方が
大半かと思います。私もこの本を読むまではそうだったでしょう。

ただ、辺りを見渡すと、この年齢でこの仕事?という人も多く見ます。
もちろん体に不自由があったり、病気だったりで仕方ない人もいるでしょう。
しかし、自分で何も考えず、やる気もなければ結局は誰がやっても同じような仕事をあてがわれるのが社会です。


出世して責任や権限が大きくなることで、自然と本来のやりがいというのも生まれてくるのだと思います。
実は自分が感じているやりがいが、「ラクな事」というケースは
少なくないようです。
今はラクでよくても、そればかりでは飛躍は望めないでしょう。


この本は、社会の中でどう立ち回っていけばよいのかについて詳しく書かれています。1日くらいでサッと読める文量ですから、ぜひ手にとってみてください!

 

会社でチャンスをつかむ人が実行している本当のルール

会社でチャンスをつかむ人が実行している本当のルール