備忘録的 本棚ブログ

読んだ本の感想や書評を備忘録的に書いていきます。本棚の様に積み上げていくつもりです。

ワールドカップアジア最終予選があるので「こう観ればサッカーは0-0でも面白い 福西崇史」を読んでみた

my本棚59冊目は元サッカー日本代表で今は解説者の福西さんが書いたサッカーを観るための本です。 私はスポーツ観戦はほとんどしないんですが、唯一見たくなるのはフィギュアスケートとサッカー日本代表戦です。どちらもにわかなので、スケートはジャンプの見…

夫婦関係がうまくいっていないと思ったら「産後クライシス」

my本棚58冊目は育児本…というよりはパパママに焦点をあてた本です。著者の内田明香さんと坪井健人さんはNHKの記者さん・ディレクターさんで、題名にもなっている産後クライシスについて2012年9月にNHKの「あさイチ」で取り上げた方々です。 もともと主婦から…

何だかやる気が出ないあなたに読んでほしい 「勝つ人のメンタル 大儀見浩介」

my本棚57冊目はメンタルトレーナーの大儀見浩介さんの本です。大儀見さんはなでしこジャパンで知られる女子サッカー選手の大儀見優希さんの旦那さんでしたが、残念ながら今年離婚してしまったそうです。 ちょっとネガティブな情報からスタートしてしまいまし…

不可能を可能にする異能の経営者 「イーロン・マスクの野望 竹内一正」

my本棚56冊目は、おそらく今生きている人間の中で、最も時代の最先端を走っている人物を扱った本です。 その名はイーロン・マスク。ビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズに比べると、日本での認知度は今ひとつな気がします。ただその名が日本に轟くのも時間の…

読書しない人間は人にあらず 「読書のチカラ 齋藤孝」

my本棚55冊目は当ブログおなじみ(?)の齋藤孝さんの本です。これまでに3冊、著者の本を紹介してきましたが、今回の本はズバリ「読書」、当ブログとしても著者としても(?)ド直球の内容です。 自己啓発書を乱読する前に「座右のニーチェ 齋藤孝」を読もう…

「俺の考え 本田宗一郎」が今読んでも学ぶポイント多すぎます

my本棚54冊目はHONDAの創業者、本田宗一郎のエッセイです。 刊行されたのは1963年(私が読んだのは新装版の文庫ですがそれでも発行は20年前!)とかなり古い本ですが、時を越えてなお読み継がれる一冊ではないでしょうか。私がこの本を読んだきっかけは以前記…

「拡張するテレビ 境治」を読んだら業界への光が見えた

my本棚53冊目はメディアコンサルタントでテレビやネットメディアに詳しい境治さんの本です。若者のテレビ離れと言われて久しいですが、確かに私もニュースと一部の気になったドラマを見る程度で、何となくテレビを見ることはかなり少なくなりました。 しかし…

本当に価値がある情報は「言ってはいけない 橘玲」

my本棚52冊目は私の中で「本質を突く達人」である橘玲さんの本です。今年最もヒットしている本のひとつではないでしょうか。本屋さんに行くと大抵目立つ位置に並んでいて、前から読みたいと思っていましたがようやく読めました。 以前にも別の本を記事にしま…

「レイヤー化する世界 佐々木俊尚」を読んだらアマゾンと一緒に本屋と戦っていることに気付いた

my本棚51冊目は元毎日新聞の事件記者でジャーナリストの佐々木俊尚さんの本です。佐々木さんと言えばツイッタ―で様々な有用な記事をシェアするキュレーションを行ない、人気を博しています。 タイトルのレイヤーとは「重ね合わせているもの」という意味で、…

AIやロボットに負けないスキルはこれ! 「武器としての交渉思考 瀧本哲史」

my本棚もようやく50冊目まで来ました。楽しみながらも毎回四苦八苦しながら書いていますが、読んだ本をブログに書評としてまとめておくのは個人的にも(少しは)社会的にも意味があることだと思っています。 まだまだ本棚と言えるほどには冊数がないですが、…

「第四次産業革命 西村康稔」を読めば未来がわかる

my本棚49冊目は、私たちの未来がどうなるのか書いてある本です。「革命」は決して歴史の中だけの出来ごとではなく、現在進行形で起こっていると考えている人は少ないのではないでしょうか。 「第四次産業革命」、「インダストリー4.0」とも言われていますが…

「トップアスリート 小松成美」を読んでわかった3つの共通点

my本棚48冊目は、中田英寿やイチローといったスポーツ選手のインタビュー本などで知られるノンフィクション作家、小松成美の本です。 今回の本はタイトル通り、各スポーツの日本人トップアスリートのインタビューをまとめた構成になっています。 2008年出版…

不動産屋に行く前に 「家を買いたくなったら 長谷川高」を読んでおこう

my本棚47冊目はタイトル通り、家を買いたくなったら読む本です。前回の記事は育児本、今回はマイホームについて…やはり生活が出ますねw 家が人生最大の買い物になることは間違いありませんよね。そんな一大イベントに対して、知識もなく挑んでいくのはあま…

もうすぐパパになるあなたに 「赤ちゃんはなぜ父親に似るのか 竹内薫」

my本棚46冊目は主に父親(パパ)向けの育児本です。著者の竹内薫さんは「ひるおび!」などTVにも出演している科学者でもあり作家でもある方です。 私は他にも「99.9%は仮説」、「量子コンピュータが本当にすごい」などの著作を読んだことがありますが、今回…

今世界で何か起こっているのか理解するには 「世界史の極意 佐藤優」

my本棚45冊目は元外務省主任分析官で作家の佐藤優さんの本です。本屋さんに行って新刊・話題の本コーナーに行くと必ず氏の本が並べられている印象があります。それだけ次々と本をリリースし、それがどれも内容の深くて新しいものであるかを表しているという…

「オタクの息子に悩んでます 岡田斗司夫」は究極のモテ本だと思う

my本棚44冊目は最近注目している岡田斗司夫さんの本です。少し前に取り上げた働き方に関しての本を読んだ時も思ったのですが、岡田さんの論理的だけどぶっ飛んでる感じは、まさに奇才というほかないです。 しかし、今回の本は若干タイトルが良くないのではな…

真田丸を見てるあなたは「関ヶ原 司馬遼太郎」も読むといい

my本棚43冊目は歴史小説家の大家、司馬遼太郎さんの小説です。司馬遼太郎と言えばこれまでの多くの方に読み継がれていて、そしてこれからも末長く読まれていくだろうことから、歴史小説家でありながら自らも歴史的な人物になってしまった人ではないでしょう…

当たり前だけど皆気づいていない『投資は「きれいごと」で成功する 新井和宏』

my本棚42冊目は今までの投資のイメージを大きく変えてくれるような本です。著者の新井さんはNHKのプロフェッショナルという番組の取材を受けた人物ですから、並みのファンドマネージャーではありません。 実際、私もこの番組を見たことがきっかけでこの本を…

ツイてないな~と思ったら「人生確率論のススメ 勝間和代」を読むといい

my本棚41冊目は当ブログで何度か取り上げている勝間さんの本です。前回の村上さんと同じく、勝間さんもアンチが多いのでちょっと記事にするのが怖い部分もあるんですが、アンチがいるというのはそれだけ人気があるということでもありますよね。 働く女性や働…

「職業としての小説家 村上春樹」を読んだらランニングが捗るよ

my本棚40冊目は世界中で作品がヒットしている村上春樹さんの本です。氏についてはもはや説明不要ですよね。あまりにも有名過ぎてアンチの方も多いため、実生活ではあまり公言しにくいのですが、私は村上さんの小説が大・大・大好きです。 ただ今回紹介する本…

ビジネスや日常生活に役立つ「これがメンタリズムです DaiGo」

my本棚39冊目は「メンタリズム(メンタリスト)」という言葉もすっかり普及したDaiGoさん(うぃっしゅじゃない方ですねw)の本です。 本屋さんに行くと彼の本が結構たくさん置いてあって、精力的に活動しているのがうかがえます。今回こちらの本を読もうと…

「自分を広告する技術 佐藤達郎」を読んでからブログを書いた方がいいと思う

my本棚38冊目は長く広告業界で働いてきた(博報堂にいらっしゃった様です)佐藤達郎さんの本です。佐藤さんはカンヌ国際広告祭審査員であり、多摩美術大学の教授でもある経歴の持ち主。 最近ブログ運営を再開した私にとって、広告とかコピーというワードがホ…

自己啓発書を乱読する前に「座右のニーチェ 齋藤孝」を読もう

my本棚37冊目は齋藤孝さんの本です。これまでに齋藤さんの本は2冊記事にしているのですが、どちらも人気記事にエントリーしています。なぜエントリーしているのか自分でもわからないのですがw(齋藤さんの本の中では比較的マイナーな本だからでしょうか) …

日航機事故の裏にこんな物語があった 「クライマーズ・ハイ 横山秀夫」

my本棚36冊目は元新聞記者である作家の横山秀夫さんの小説です。実は私は普段意図的に小説を読まない様にしています。 知識欲を満たしたいという気持ちがあり、文芸書よりも自然科学系やビジネス系の本を読んでいますし(まあこのブログの記事のラインナップ…

ブログ運営が抜け出すための一歩に 「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか? 小暮太一」

my本棚35冊目は作家・経済ジャーナリストの小暮太一さんが書いた、これからの働き方に関する本です。 最近働くことに関しての記事が多くなっています。自分の悩みや考えが読んでいる本に如実に表れますねw 周りからの評価があれば就職する必要はない 「僕た…

周りからの評価があれば「僕たちは就職しなくてもいいのかもしれない」

my本棚34冊目はこれからの働き方を考える上で重要になる1冊です。今後確実にAIやロボットが人がやっていた仕事を代わりにする様になり、日本では高齢化が進むことで、仕事の絶対量は減っていきます。 そうした社会が待ち受けているのに、大学に進学して、名…

ブログのPV数が伸び悩んでいるあなたに 『売れる!「コピー力」養成講座 山口照美』

my本棚33冊目は、今後私がブログを運営していく上で欠かせない能力になるであろう「コピー力」を鍛える本です。 読んだ本の備忘録をまとめておこうと思ってブログを始めましたが、やっぱり人からの反応も欲しいところ。影響力のあるブログを見ると、「大事な…

これ1冊で丸わかり 「異常気象と温暖化がわかる 河宮未知生」

my本棚32冊目は珍しくサイエンス系の本となります。異常気象とか地球温暖化って言葉はTVなどでよく聞くと思いますし、最近は猛暑とか大雨のニュースが多いですよね。 でも意外と中身をちゃんとは知らない方が多いのではないでしょうか。現在進行形の現象だか…

時代の変化に取り残されないために 「40歳からの適応力 羽生善治」

my本棚31冊目は誰もが知っている将棋界の第一人者、羽生善治さんの本です。以前にも氏の本を取り上げたのですが、今回の本は氏が40歳を迎えて感じていることが書いてあります。 将棋というのは一対一で、しかも基本的に引き分けがなく、偶然の要素もなく勝ち…

日本一ポジティブな人から人生の楽しみ方を学ぼう 「武田双雲にダマされろ」

my本棚もようやく30冊目です。2年越しに再開したこのブログ。この調子で本棚に本を並べていく様に記事を書いていきたいと思います。 さて、今回は書道家の武田双雲さんの本です。メディアなど各方面で露出が多いから前から存在は知っていましたが、先日記事…