備忘録的 本棚ブログ

読んだ本の感想や書評を備忘録的に書いていきます。本棚の様に積み上げていくつもりです。

自転車に興味があるなら「気がつけば100km走ってた 鶴見辰吾」を読んでみよう

my本棚89冊目は俳優の鶴見辰吾さんによる自転車本です。当ブログで紹介してきた本の中では異色なものにあたると思いますが、単純にロードバイクに興味があるので読んでみました。 鶴見さんといえば私の中では金八先生のイメージが強いんですが(リアルタイム…

天才になるための3つの能力をノート術で高めよう 「あなたを天才にするスマートノート 岡田斗司夫」

my本棚88冊目は天才になるためのノート術について書かれた本です。天才って努力でなれるものなの?とタイトルでびっくりしてしまいますが、内容としては著者独自のノートを使った思考法です。 性格が分かれば人生が分かる「人生の法則 岡田斗司夫」 「オタク…

生きてくことに悩んだら「中村天風と『六然訓』 合田周平」を読んでみよう

my本棚87冊目は工学博士で電気通信大学学長顧問である合田周平さんによる、中村天風氏の解説書です。 中村天風氏は思想家・実業家で、若くして病気を患ったことから世界中を放浪し、心身の修行の末病気を克服した後にその思想を広め、京セラの創業者稲盛和夫…

三国志に並ぶ名作!「銀河英雄伝説2 野望篇」

2017年1冊目、my本棚86冊目は田中芳樹さんのSF小説、銀河英雄伝説の2巻です。1巻から2カ月も空いてしまいましたが、まだこれでも10分の2なんですよね。先は長いな~という感じですが、いざ読みだすと先の展開が気になって一気に読み終えてしまうという、中毒…

ブロガーにとって大切なことがわかる1冊「職業、ブックライター。 上阪徹」

my本棚85冊目は本のタイトル通り、ブックライターとして活動されている上阪徹さんの本です。 俗にゴーストライターなどとも呼ばれますが、経営者やスポーツ選手などにインタビューを行ない、本に仕立てていくお仕事を著者はブックライターと名付けています…

一人ひとりが権力を手にする時代とは 「第五の権力 Googleには見えている未来」

my本棚84冊目はGoogleの会長エリック・シュミットと、GoogleのシンクタンクGoogle Ideas創設者兼ディレクターで2013年には“世界で最も影響力がある100人”にも選ばれているジャレッド・コーエンによる共著です。 タイトルの第五の権力は、立法、司法、行政の…

おカネよりも大事なものがわかる「竹中先生、『お金』について本音を話していいですか?」

my本棚83冊目はホリエモンこと堀江貴文さんと経済学者で慶応義塾大学教授の竹中平蔵さんによる対談本です。 この本は2014年10月に“おカネ論”というテーマで行なわれたお二人の対談がまとめられたものです。ただ、話題はおカネだけにとどまらず、スマートフォ…

「人類哲学序説 梅原猛」を読んで日本の良さを再認識してみよう

my本棚82冊目は哲学者、梅原猛さんの本です。ふと哲学の本を読んでみようかなと思い立ち、この本を手に取りました。 この本は、著者が大学で行なった講義をもとに加筆修正して書籍化したものとなっています。著者は1925年生まれということでご高齢ではありま…

人生がうまくいかないと思ったら「アルケミスト」を読んでみよう

my本棚81冊目はブラジルの人気作家、パウロ・コエーリョの大ベストセラー小説です。訳者あとがきによると、パウロは1947年にリオデジャネイロに生まれ、3年間の世界旅行の後作詞家として活動、その後作家に転身します。 著者は世界で最も多くの人に読まれて…

「書いて稼ぐ技術 永江朗」からブロガーとしての心構えを学んだよ

my本棚80冊目はライター、インタビュアーの永江朗さんが書かれたライター業に関する本です。 働き方がどんどん自由になっていく時代、フリーのライターさんはその先駆者と呼べるのではないでしょうか。今でこそPCひとつで会社に所属せず稼いでいる人も多いと…

壊すよりも生み出すのが大事「呪いの時代 内田樹」

my本棚79冊目は内田樹さんが2011年に出版した「呪い」についてのエッセイです。wikipediaによると内田さんは哲学研究者であり、コラムニストであり、思想家、倫理学者、武道家、翻訳家…と幾つもの肩書をお持ちです。 今回の本はテーマが「呪い」ということも…

やりたくてもできないという悩みは「自分の時間を取り戻そう ちきりん」を読めば解決できる

my本棚78冊目は社会派ブロガ―のちきりんさんがつい先日出版した新刊です。この本は、2011年に出版された「自分のアタマで考えよう」(読んだのがブログやる前で記事は書いてません…)、2015年の「マーケット感覚を身につけよう」に続く、「これからの社会を…

「ニュースの“なぜ?”は世界史に学べ 茂木誠」を読んだら複雑な国家間の思惑がわかってきた

my本棚77冊目は世界史の塾講師、茂木誠さんの本です。iPadを駆使した独自の資格的授業が支持を集めているとのことで、こちらの本もまるで授業を聞いているかのように、わかりやすく世界史を解説してくれます。 最近、池上彰・佐藤優の対談3部作についての記…

「父として考える 東浩紀・宮台真司」を読んでコミュニケーションの大切さを感じたよ

my本棚76冊目は批評家の東浩紀さんと社会学者の宮台真司さんによる対談本です。お二人が2009年9月と2010年2月に対談した内容をまとめた構成になっています。対談当時、お二人には3~4歳の娘さんがおり、育児を通して見えてきたこと、考えたことが書かれてい…

タイムトラベルの古典的名作「夏への扉」を読んでさわやかな気分に包まれました

my本棚75冊目は超有名SF小説「夏への扉」です。今更ながらSF小説を読みだした私ですが、とにかく何から読んだらいいかわからなかったのでおすすめを調べてみると、必ずと言っていいほどこの本が挙がっています。 著者のロバート・A・ハインライン(1907年生…

トランプが大統領に選ばれるためにとった戦略とは 「新・リーダー論 池上彰・佐藤優」

my本棚74冊目はつい先日発売されたインテリジェンスの雄、池上・佐藤の対談本第3弾です。 (第1、2弾のレビューはこちら) 「新・戦争論 池上彰・佐藤優」を読んで歴史と国際情勢を学ぼう 賢者は歴史に学ぶ「大世界史 池上彰・佐藤優」 今回のテーマは「リー…

トランプが大統領に選ばれたので「日本人のための集団的自衛権入門 石破茂」を読んでみた

my本棚73冊目は防衛庁長官や防衛大臣、農林水産大臣などを歴任した自民党の政治家であり、国防のプロとも言える石破茂さんの本です。 池上彰さんと佐藤優さんの本を読んだりニュースを見聞きする中で、だんだんと国際情勢にも興味が沸いてきました。そこへ大…

性格が分かれば人生が分かる「人生の法則 岡田斗司夫」

my本棚72冊目は奇才(と私が勝手に呼んでいる)岡田斗司夫さんによる、人間と人生についての本です。岡田さんは独創的な思考でいつもいつも驚かされます。 「オタクの息子に悩んでます 岡田斗司夫」は究極のモテ本だと思う 周りからの評価があれば「僕たちは…

賢者は歴史に学ぶ「大世界史 池上彰・佐藤優」

my本棚71冊目は池上・佐藤の最強タッグによる対談本の第2弾です。第1弾である「新・戦争論」については先日記事にしましたが、今回の本も勉強になりました。 「新・戦争論」はどちらかと言えば現代の世界情勢に重きが置かれていましたが、今回の「大世界史」…

「銀河英雄伝説1 黎明篇」をゲーム感覚でのめり込む様に読みました

my本棚70冊目は小説家・田中芳樹さんの大作SF小説です。少し前にこれからSF小説を積極的に読むと宣言しましたが、第二弾もベタベタな所から選んでみました。 ↑第一弾はこちら。 銀河英雄伝説は前から少し興味はあったんですが、全10巻ととにかく長いので(外…

「新・戦争論 池上彰・佐藤優」を読んで歴史と国際情勢を学ぼう

my本棚69冊目は日本が誇る二人のインテリジェンス、池上彰さんと佐藤優さんの対談本です。 佐藤さんの世界史に関する本を以前取り上げましたが、今回の本は似て非なる内容で、現代の世界情勢について詳しく書かれています。 2014年に出版された本ですから、…

ネットよりリアルが大事「弱いつながり 東浩紀」

my本棚68冊目は作家・思想家で㈱ゲンロン代表取締役の東浩紀さんの本です。私は著者をネット動画の対談などでよく目にしますが、著作を読んだことがなかったので今回手に取ってみました。単行本は2014年に出版されていますが、文庫本が今年8月に発売されてい…

古典を読んで脳を鍛えよう「ビジネスに効く最強の読書 出口治明」

my本棚67冊目はまたまた読書に関する本です。ライフネット生命保険㈱の会長兼CEOである出口治明さんがおすすめする108冊の本が紹介されています。 出口さんは生命保険をシンプルでわかりやすい商品にするほか、インターネットを通じて販売することで割安にす…

想像力を鍛えようと「星を継ぐもの」を読んだら想像以上に面白かった!

my本棚66冊目はSF小説の傑作、ジェイムズ・P・ホーガンの「星を継ぐもの」です。 以前当ブログで小説はあまり読まないようにしていると書きましたが、実はこれから積極的にSF小説を読もうと思っています!理由は永江一石さんと岡田斗司夫さんがSF小説をおす…

真田丸もいよいよ終盤!「城塞 司馬遼太郎」を読んでみた

my本棚65冊目は司馬遼太郎さんの「城塞」です。以前当ブログで取り上げた、「関ヶ原」の続編にあたります。 前から著者の本は読んでいましたが、大河ドラマ「真田丸」が面白いのでこの2つの本も読んでみました。 小説「関ヶ原」における真田家の出番は、昌幸…

瞑想・マインドフルネスを仕事に役立てたいあなたに 「マインドフル・ワーク」

my本棚64冊目は最近流行の(?)瞑想、マインドフルネスについて書かれた本です。先日NHKの「ガッテン!」でも瞑想の特集があった様ですが、アメリカでの研究の成果や企業の取り組みがまとめられています。著者はデイヴィッド・ゲレスさん、訳者は岩下慶一さ…

「使える!確率的思考 小島寛之」を読んだら驚くほど学びがありました

my本棚63冊目は 経済学者で数学エッセイストの小島寛之さんの本です。確率と聞いただけで拒否反応が出てしまう数学ギライな方も中にはいると思いますが、こちらの本は確率に関する理論や考え方が、世の中でどの様に使われているかが紹介されているのでイメー…

ひと月に300冊の本を読むには 「読書の技法 佐藤優」

my本棚62冊目は佐藤優さんが書いた読書に関する本です。ここ最近は読書に関する本を読むのがマイブームになっていますが、その中でも佐藤さんの読書術は圧巻です。 以前著者の別の本を取り上げた際にも書きましたが、本屋に行くと気づけば著者の新刊が置いて…

結果を出し続ける人の共通点がわかる 「ビジネスマンのための人物力養成講座 小宮一慶」

my本棚61冊目は経営コンサルタントの小宮一慶さんが書いた本です。以前、著者の読書本を紹介しましたが、今回も「ビジネスマンのための~」シリーズです。 「読書力」は何となくわかっても、「人物力」とは何なのか、漠然としていてわかりにくいのではないで…

幸せになりたいなら「幸福の習慣」を読むべし

my本棚60冊目は幸せになるにはどうすべきか書いてある本です。幸せになりたい!とは誰もが願っていると思いますが、どうすれば幸せになれるのか、そもそも幸せって何だろう?って人が多いのではないでしょうか。 今回紹介する本は、アメリカの世論調査会社ギ…