備忘録的 本棚ブログ

読んだ本の感想や書評を備忘録的に書いていきます。本棚の様に積み上げていくつもりです。

教養

【108冊目】これ一冊で最先端の知見が得られる「人類の未来 吉成真由美」

my本棚108冊目はサイエンスライターの吉成真由美さんによる世界屈指の知識人のインタビュー本です。 以前にも当ブログで吉成さんの「知の逆転」を紹介しましたが、今回の本は氏のインタビュー本の第三弾ということになります。 (余談ですが…3年前に書いた自…

【106冊目】「銃・病原菌・鉄」を読んだらAIに仕事を奪われても平気な気がしてきた

久しぶりの更新となってしまいました。本業がバタバタしていたというのもあるんですが、今回紹介するこちらの本を読みこなすのに思いのほか苦労し、更新が遅くなってしまいました(汗) この「銃・病原菌・鉄」という本は2000年1月に翻訳されたものが出版さ…

【102冊目】年間120冊の学術書を読む「米国製エリートは本当にすごいのか? 佐々木紀彦」

my本棚102冊目は、経済情報に特化したネットニュース共有サービス「NewsPicks」の編集長、佐々木紀彦さんの本です。 この本は氏が2011年に出版したもので、当時は「週刊 東洋経済」の記者さんでした。そんな氏が、2年からのスタンフォード大学留学時の経験や…

「ニュースの“なぜ?”は世界史に学べ 茂木誠」を読んだら複雑な国家間の思惑がわかってきた

my本棚77冊目は世界史の塾講師、茂木誠さんの本です。iPadを駆使した独自の資格的授業が支持を集めているとのことで、こちらの本もまるで授業を聞いているかのように、わかりやすく世界史を解説してくれます。 最近、池上彰・佐藤優の対談3部作についての記…

トランプが大統領に選ばれるためにとった戦略とは 「新・リーダー論 池上彰・佐藤優」

my本棚74冊目はつい先日発売されたインテリジェンスの雄、池上・佐藤の対談本第3弾です。 (第1、2弾のレビューはこちら) 「新・戦争論 池上彰・佐藤優」を読んで歴史と国際情勢を学ぼう 賢者は歴史に学ぶ「大世界史 池上彰・佐藤優」 今回のテーマは「リー…

賢者は歴史に学ぶ「大世界史 池上彰・佐藤優」

my本棚71冊目は池上・佐藤の最強タッグによる対談本の第2弾です。第1弾である「新・戦争論」については先日記事にしましたが、今回の本も勉強になりました。 「新・戦争論」はどちらかと言えば現代の世界情勢に重きが置かれていましたが、今回の「大世界史」…

「新・戦争論 池上彰・佐藤優」を読んで歴史と国際情勢を学ぼう

my本棚69冊目は日本が誇る二人のインテリジェンス、池上彰さんと佐藤優さんの対談本です。 佐藤さんの世界史に関する本を以前取り上げましたが、今回の本は似て非なる内容で、現代の世界情勢について詳しく書かれています。 2014年に出版された本ですから、…

古典を読んで脳を鍛えよう「ビジネスに効く最強の読書 出口治明」

my本棚67冊目はまたまた読書に関する本です。ライフネット生命保険㈱の会長兼CEOである出口治明さんがおすすめする108冊の本が紹介されています。 出口さんは生命保険をシンプルでわかりやすい商品にするほか、インターネットを通じて販売することで割安にす…

本当に価値がある情報は「言ってはいけない 橘玲」

my本棚52冊目は私の中で「本質を突く達人」である橘玲さんの本です。今年最もヒットしている本のひとつではないでしょうか。本屋さんに行くと大抵目立つ位置に並んでいて、前から読みたいと思っていましたがようやく読めました。 以前にも別の本を記事にしま…

今世界で何か起こっているのか理解するには 「世界史の極意 佐藤優」

my本棚45冊目は元外務省主任分析官で作家の佐藤優さんの本です。本屋さんに行って新刊・話題の本コーナーに行くと必ず氏の本が並べられている印象があります。それだけ次々と本をリリースし、それがどれも内容の深くて新しいものであるかを表しているという…

自己啓発書を乱読する前に「座右のニーチェ 齋藤孝」を読もう

my本棚37冊目は齋藤孝さんの本です。これまでに齋藤さんの本は2冊記事にしているのですが、どちらも人気記事にエントリーしています。なぜエントリーしているのか自分でもわからないのですがw(齋藤さんの本の中では比較的マイナーな本だからでしょうか) …

後世に語り継ぐべき名著 「学問のすすめ 現代語訳 福沢諭吉 齋藤孝」

my本棚19冊目は、ちょっと前にも読んだ齋藤孝さんが書いた現代語訳本です。福沢諭吉の学問のすすめと言えば誰もが1度は聞いたことがあると思いますが、読んだことがある人は慶応大学の出身だとしても少ないのではないでしょうか。現代語訳という事で、カタ…

頭をよくする読書法とは 「ビジネスマンのための「読書力」養成講座 小宮一慶」

my本棚16冊目は、経営コンサルタントであり多数の著書を出版している小宮一慶さんの本です。この先読書をする時間が取りやすくなりそうだという事で、読書について調べようと思いこの本を読んでみたのですが、なるほどな~と思わされる点が色々とありました。

インドを知り、世界を知るための良書 「すごいインド サンジーヴ・スィンハ」

my本棚15冊目は、1996年に来日して以来、日本とインドを結ぶ架け橋として様々な活動に取り組んでいるサンジーヴ・スィンハ氏が書いた本です。みなさんはインドに対してどの様な印象をお持ちでしょうか?カレー?映画?インダス川?数学?…。私もこの本を読む…

役に立たないものこそが役に立つ 『「役に立たない」と思う本こそ買え 森田正光』

my本棚11冊目は、お天気キャスターの第一人者森田正光さんが書いた本です。お天気キャスターだから天気の本かと思いきや、書評や読書論についての本になっています。私が先日取り上げた「池上彰の教養のススメ」とも繋がる部分があり、刺激を受ける本です。 <a href="http://mybookshelf.hatenablog.com/entry/2014/08/20/122810" data-mce-href="http://mybookshelf.hatenablog.com/entry/2014/08/20/122810"></a>…

知の巨人たちは何を考えるのか 「知の逆転 吉成真由美」

my本棚6冊目は、世界で最も優れた科学者達の考え、主張が垣間見える本です。私は文系出身なので理系の事は門外漢ですが、池上彰さんの本を読んで(参考記事)とにかく気になった本は何でも読んでみようと思った次第です。 この本も、そんな私に新たな世界を…

これからの時代を生き抜くために 「池上彰の教養のススメ」

my本棚4冊目は、テレビのわかりやすい解説でおなじみの池上彰さんの本です。池上彰さんはたくさんの本を出版していて何冊か私も読んでいますが、特におすすめの1冊です。 失われた20年と言われ、すっかり国際的な競争力を欠いてしまった日本。かつての栄光も…