SFの中でも歴史は繰り返すのか「銀河英雄伝説4 策謀篇」
my本棚95冊目は銀河英雄伝説の4巻です。10分の4まで来ました。まだ先は長いですが、読み終えるたびにその後の展開が気になってしょうがなくなります。
<過去記事>
「銀河英雄伝説1 黎明篇」をゲーム感覚でのめり込む様に読みました
本当は一気に読み終えてしまいたい気持ちもあるのですが、他の本も読みたくなってしまうのと、何だかもったいない様な気もして、1か月に1巻くらいのペースで読み進めています。このままだと年内には10巻まで読み終えられそうですが、外伝5巻までとなると来年までかかりそうですね(汗)
今巻も波乱の展開が待ち受けていました!
続きを読む反知性主義を克服するには「知性とは何か 佐藤優」
my本棚93冊目は当ブログおなじみ(?)作家で元外務省主任分析官の佐藤優さんの本です。
著者は日本の政治が急速に「反知性主義」化している事に対し危機感を持ち、知性を復権させる必要があるとこの本で主張しています。
著者が定義する「反知性主義」とは、実証性や客観性を軽視もしくは無視して、自分が欲するように世界を理解する態度というものです。自分に都合が良い物語の殻に籠るのが反知性主義者の特徴であり、合理的、客観的、実証的な討論を拒否する傾向があるとしています。
そして、反知性主義を克服し知性を復権させるには読書が必要だと著者は訴えています。さすが月300冊の本を読まれているだけはあります…!
続きを読むなぜ人は退屈だと感じるのか?気になったら「暇と退屈の倫理学 國分功一郎」を読んでみよう
ここ10日間ほど仕事が忙しく、メンタルもやられていたためブログを書くどころか本を読むのもままならない生活となっていました…。ようやく余裕が出てきたので再開です。ひとまず100冊記事を書くまではやめられません。
ということでmy本棚92冊目は哲学者、國分功一郎さんの本です。この「暇と退屈の倫理学」という本は2011年に発刊されたものですが、今回私が読んだのは2015年に増補新版として出されたものです。
人生の中で誰もが一度は暇だなと思ったり退屈だなと思ったりしたことがあると思います。本書はその暇と退屈について考察しています。なぜ人間は退屈だと感じるのか、動物にも退屈はあるのか、人間はいつから退屈を感じるようになったのか、など退屈への疑問が次々と提示され、それに対する答えが明らかになっていきます。
哲学とはいっても読みやすく、分厚い本ではありますが多少本を読みなれている人なら読みとおせる一冊になっていますよ!
続きを読む登場人物の魅力が光る「銀河英雄伝説3 雌伏篇」
my本棚91冊目は銀河英雄伝説3巻です。10分の3まで来ましたが、宇宙が舞台という設定や登場人物の多さもあり、ダレる感じもなく一気に読めてしまうこの作品。
「銀河英雄伝説1 黎明篇」をゲーム感覚でのめり込む様に読みました
発刊が30年以上前でアニメ化などもされている事から、今更ブログでこの本について感想や書評をすることに需要は全くないと思いますが、備忘録的に記事にしておこうと思います。
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